時季は立冬。七十二候の地始凍 (ちはじめてこおる)に合わせるかのように、平野の畑にもうっすらと雪が積もりました。
右手から朝日が昇り、左手にはその日射しに照らされる山並み。その山には雪雲がかぶさっています。
標高が1,000メートルを超えるあたりでは、そろそろ根雪になりそうです。次に雪が消えるのは、来年5月か6月か。
長い冬の始まりですが、雪が積もりはじめる時期の清々しさは、他に例えようがないものがあります。特別な見どころがあるわけではなく、観光で訪れたとしても、北海道旅行としては楽しみが少ないかもしれない時候ですが、夏から秋にかけての賑わいが一気に鎮まる趣き深い季節です。
糠平湖の水位は、昨年の今ごろとほぼ同じくらい。タウシュベツ川橋梁は95%ほどが水没しました。
昨年は橋が完全に水没する前に水位が減少し始めたのですが、今年はどうなるでしょうか。現在は1日数センチの速さで水位が上がっているところです。
沈むのか沈まないのか。橋の寿命に直接影響を与えるだけに、気になるところです。
ところで、北海道の山中で初冬の風物詩のひとつがこの風景。融雪剤として道路にまかれた塩化カルシウムを舐めに集まるエゾシカたちです。
車で近づいてもなかなか離れないので、どうぞ運転には気をつけて。





