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Semimonthlyタウシュベツレポート(2015/9/1~9/15)

今回は一カ月ぶりの更新となります。

期間中は9月5日~13日まで北海道帯広市内の
旧ホテルみのやで写真展『タウシュベツ拾遺』が開催となり、
また現在は9月30日までの予定でJICA北海道(帯広)にて
同じくミニ写真展『タウシュベツ拾遺』の展示があり、
写真展尽くしの一カ月となっています。

 

ミニ写真展『タウシュベツ拾遺』
会場:JICA北海道(帯広)ロビー
住所:北海道帯広市西20条南6丁目1-2
期間:2015年9月16日~30日午前

開場時間:7時~22時

入場無料

※展示作品を収録した写真冊子・ZINE『タウシュベツ拾遺』
限定700部制作で残りわずかとなりました。
売り切れ次第販売終了となります。ご了承ください。
取扱いはネットショップのみとなっています。


2015年9月1日
2015年9月1日

タウシュベツ川橋梁は、

9月の初めにはキタキツネが橋脚の足元で
遊びまわるほどの低い水位だったが、中旬までに
橋の三分の一ほどまで水面が達している。

2015年9月1日
2015年9月1日

昨年に続き、例外的に水位の低い年となったせいか、
ここではふだんあまり見かけないキタキツネが
姿を見せることが多かった。

2015年9月1日
2015年9月1日
2015年9月2日
2015年9月2日

橋から崩れ落ちた石やコンクリート片が
草に埋もれている。この数日後、ここはすっかり
水に沈んだ。

2015年9月3日
2015年9月3日

沈んでいく湖底を名残り惜しむかのようなキタキツネ。
不思議な光景だった。

2015年9月3日
2015年9月3日
2015年9月3日
2015年9月3日
2015年9月4日
2015年9月4日

一日20~30cmほどのペースで
静かに静かに水かさが増す。

2015年9月4日
2015年9月4日

彼がお気に入りの切り株も、2,3日後には水の中に。

2015年9月5日
2015年9月5日

幾筋かに分かれたタウシュベツ川の流れが
糠平湖に注ぐ。雨の少ない今年は
川の音もいつも穏やかだった。

2015年9月6日
2015年9月6日
2015年9月8日
2015年9月8日

この日、ようやく橋の全景が水面に映った。
水の多い年であれば5月上旬の景色。
今年の水量の少なさを実感する。

2015年9月10日
2015年9月10日

ゆっくりゆっくり水位が上がってくる。

2015年9月12日
2015年9月12日

台風が遠方をかすめていくような朝、
空が不思議な色に染まることがある。
今シーズンは朝焼けに出会う機会が多かった。

2015年9月12日
2015年9月12日

そしてキタキツネに出会う機会も。

2015年9月14日
2015年9月14日

橋脚は足元からじわじわと水に没していく。

2015年9月14日
2015年9月14日

晴れた朝の冷え込みはもう気温一桁の日も
珍しくない。寒暖差で生じるけあらしが
朝日に染まる。

2015年9月15日
2015年9月15日

晴れの天気予報が出ている朝ほど、
濃い霧のかかることがある。
朝日が射し込むと、みるみるうちに消えていく霧だ。